ロングツーリング用のブーツ。調べるほどに、欲しいものが増えていく。
身に付ける装備の中でも、ブーツはある意味特別な存在だった。
バイクを降りても歩くことが前提になるし、陰日向でも長く使う。
そして何より、一番「楽しんで選びたい」装備だったのかもしれない。
僕は最終的に、GAERNE G-MIDLAND GORE-TEXを選んだ。
けれどそこに至るまでに、たくさんの「買わなかった選択肢」があった。
検討に上がったブーツたち
試着できない装備を選ぶ難しさを削るために、僕は次の5種類を検討していた:
- FORMA TERRA EVO
- Berik All Terrain Adventure
- Sidi Mid Adventure 2
- GAERNE ED-PROart.405
- GAERNE G-MIDLAND
すべてが「オフロードらしさ」のあるロングブーツ。
本革製による耐久性と見た目の両立、ゴアテックスの透湿防水性、ソールの歩きやすさ……それらを合わせて、「全部を持ったもの」を探していた。
しかし実際に買えたのはたった一種類のみ。
選ばなかった理由
最終的にはGAERNE G-MIDLANDを選びました。理由や実際の使用感については、別の記事で詳しくレビューしています。
- FORMA / Berik / Sidi
- 最大の原因は「近所に展示がなかった」こと
- 実物を試せないと、足に合うか、重すぎないか、履き心地は悪くないか……それらが判断できなかった
- GAERNE ED-PROart.405
- 実物試着済みだったが、フィット感がややきつく感じた
- 見た目は一番好みで、本命はこれに決めたいと思っていた
- だが、次に試したモデルが「つまり決め手」になる
GAERNE G-MIDLAND GORE-TEX を選んだ理由
- 試着ができたことが最大の第一段
- ラフアンドロード横浜店で試して、フィット感や見た目を確認
- 履き心地も良く、しっかり広がるので脱ぎ履きも楽
- 後日 FCmoto で買う前に、ソールについて問い合わせたりもした
- 6年以上使い続けているが、大雨の日も気にせず使える防水性
ブーツ選びで見落としがちなこと
- 見た目と統一感の重要性
- バイクがイベント感を持ちやすい装備なら、それに見合ったスタイルは重要
- サイズ感は必ず確認すべし
- どんなに見た目が好みでも、履き心地や安心感は即実につながる
- ギミックの扱いやすさ
- バックル付きなら、開閉操作は絶対に確認する
- 「歩く」場面を考慮する
- バイクは乗るだけではない
その後、店に入るときも観光するときも歩く - そのときに適したソールであること、歩きやすいことは要確認
- バイクは乗るだけではない
これからブーツを選ぼうとしている人へ
この記事は、このブーツが良いと推したいわけではない。
「自分にとっての正解を見つけるために、何を重視したのか」を記録として残している。
これを読んだ人が、自分の足に合った装備と出会えますように。
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